松本清張没後30年となる今年、2022年——
「文豪レジェンドシリーズ」に、遂に松本清張が登場!
松本清張がいなければ、日本ミステリー界の発展はなかった。
エンターテインメント史に燦然と輝く、まさに文芸界のスターでありレジェンド。
今もなお、多くの作家やクリエイターに影響を与え続け、ファンを魅了してやまない。
1950年(昭和25)に「週刊朝日」‶百万人の小説〟に応募した「西郷札」が入選。
1952年(昭和27)「記憶」「或る『小倉日記』伝」を発表。
「或る『小倉日記』伝」は第28回芥川賞を受賞するなど頭角を現す。
1958年(昭和33)「点と線」「眼の壁」の単行本がベストセラーとなり、
社会派推理小説のブームを巻き起こした。
昭和史、古代史など様々な分野で旺盛な作家活動を展開。
作家生活四十余年、その作品数は1000篇にも及ぶ。
「張込み」「砂の器」「鬼畜」「疑惑」「天城越え」など、
著作が次々と映画・TVドラマ化され、映像化の回数は470回以上。未だに高い人気を誇る。
1963年(昭和38)、日本推理作家協会・初代理事長の江戸川乱歩からバトンを受け継ぎ、
第2期理事長に就任。
以降5期まで、同協会理事長として活字文化の発展と後進の育成に尽力した。
文豪レジェンドシリーズでは初となる2タイプのデザインを同時発売。
作家の精悍な肖像と推理小説をイメージさせるロゴをフロントに配し、
バックを直筆原稿の山と作品タイトルで覆ったブラックカラー。
昭和史最大の謎、「下山事件」の現場を取材する貴重な姿がプリントされたスミカラー。
どちらも松本清張の重厚で圧倒的な作家性を象徴するデザインとなっている。